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草彅剛主演『ミッドナイトスワン』は「SMAP育ての親」飯島三智の逆襲

ジャニーズ事務所にできなくて、退所したらできること

矢部万紀子 コラムニスト

独自の道を歩んでいくことに、いよいよ自信をもった

=山本倫子撮影拡大草彅剛さん=撮影・山本倫子

 というわけで、ここからが本題だ。

 エンドロールを眺めていて、衝撃が走った。「エグゼクティブプロデューサー 飯島三智」。そうあった。あの飯島さんが、エグゼクティブプロデューサーだと表明している。そのことが衝撃だった。

 飯島さんは言わずと知れたSMAPの育ての親だ。歌にドラマにバラエティーにというジャニーズ事務所のビジネスモデルを作った人でもある。が、ジャニーズ時代から全く表に出ない人だった。創業家とのあれこれがありジャニーズ事務所を退所してからも、「CULEN」(カレン)という会社を起こしたと伝えられるだけだった。

 今「CULEN」のホームページを見ると、「これから、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんとクリエイティブな活動をご一緒させていただきます。ご支援よろしくお願いします」とトップページにある以外、コンテンツは何もない。3人でつくる「新しい地図」のホームページにも飯島さんの名前はなく、ごく小さく「CULEN inc.」のリンクが貼られているだけだ。

 という人が、エグゼクティブプロデューサーと名乗ったのだ。何か心境の変化があったのだろうか。あれこれ考え

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筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。最新刊に『雅子さまの笑顔――生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)

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