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男役最終章へ来年4・11退団まで攻める/望海風斗

【宝塚~朗らかに~】約4カ月半遅れての幕開けに感謝

日刊スポーツ新聞社・村上久美子


【日刊スポーツ・10月8日付紙面(大阪本社発行版)より】

 雪組トップ望海風斗(のぞみ・ふうと)が、兵庫・宝塚大劇場と東京宝塚劇場で、初コンサート「NOW! ZOOM ME!!」を終えた。来年4月11日に退団が決まった望海にとってプレ退団公演でもあった。当初は東京、神戸でホールコンサートの予定も、9月に本拠地の宝塚大劇場で開幕。10月3日の東京宝塚劇場千秋楽までの全日程を完走した。

 舞台上に楽団。その生演奏にのって、望海の美声が響く。本拠地の宝塚大劇場では、ステージと客席の間にある名物「銀橋」も使っての公演だった。

 宝塚では、新型コロナウイルスの感染拡大による休止から復活した7月以降、オーケストラによる生演奏を取りやめ録音にしているが、今公演では、コンサートという性質上、オーケストラボックスこそ使わなかったが、生演奏を“復活”させた。

 当初は4~5月に東京、神戸でホールコンサートとして進められ、望海にとって、初コンサートだった。いったん中止になり、スケジュール再考により本拠地上演が決まった。望海は「なんとか上演できてありがたい」と言い、約4カ月半遅れての幕開けに感謝しつつ、舞台に立った。

 今公演をめぐっては、自粛に入る以前に演出映像を撮り終えていたといい、宝塚での公演は9月11日に開幕。その前日10日に最終稽古を通した際、望海は「本来なら今ごろ、次の公演の準備に入っていたはず」と感慨深げに語ってもいた。

「宝塚~朗らかに~」はニッカンスポーツ・コムに連載中です。

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 退団日程も、コロナ禍で約半年先延ばしになり、退団日は4月11日に決まった。今回のプレ退団公演となったコンサートでも「まだまだ(卒業まで)時間はあります。攻めて攻めて攻めまくる望海風斗から、未知なる望海風斗までをお届けしたい」と言い、公演完走と、男役“総仕上げ”へ向けての覚悟も示した。

 公演では、念願だったというピアノ弾き語りも披露し、個性も存分に発揮。しばしの休息を経て、来年1月1日開幕の退団公演「ミュージカル・シンフォニア fff-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~」「レビュー・アラベスク シルクロード~盗賊と宝石~」の稽古に入る。

 ベートーベンを描いたミュージカル、シルクロードをテーマにすえたレビューの2本立てで、愛する宝塚に別れを告げる。退団公演は宝塚大劇場で来年2月8日まで、東京宝塚劇場で同2月26日~4月11日。東京公演千秋楽をもって退団する。

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