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ナフナのスペシャルライブ 視聴率62%!

 その旧暦でお盆だった韓国は連休。国の大連休。

 コロナの影響で、政府から今年のお盆はなるべく里帰りは遠慮してとの要請が出たせいか、例年に比べては、各家で過ごす家庭が多かったらしい。

 そんな中、韓国KBSで放送されたのが、韓国のトロット(演歌)歌手ナフナさんのスペシャルライブ2時間半。これがなんと瞬間最高視聴率62%、平均視聴率29%を記録した。驚異の数字である。

 日本で例えると、お盆の8月15日のTVのゴールデンタイムの特番でこの数字をたたき出すのと一緒である。

拡大2020 中秋大企画 大韓民国アゲイン ナフナ KBS9月30日放送 TVより。

 さて歌手ナフナとはいったい誰なのか? 韓国のウィキペディアみたいなので調べると、とてつもない量が出てきて、とてもじゃないけど全部説明できないので、すごく簡単にいうと。

歌手ナフナ
1947年釜山生まれ。1966年歌手デビュー。1970年代韓国歌謡系で、ナムジン(ナフナのライバルトロット歌手)と一緒に時代を両分したスーパースター。数多くのヒット曲を直接作曲してヒットさせるシンガーソングライター。ヒット曲だけで何と120曲を越える。演歌の皇帝、歌皇とも呼ばれている国民的大スター。日本でも活躍しており数々のCDとコンサートを行っている……

 とにかくすごい人だ。

 私もミュージシャンなので言いますが、この人は歌がうまい!!

 ずば抜けています。特にシギンセ(日本の歌唱法で言うこぶし)を、まるで楽器のように操りもします。そんなナフナがいざコンサートをするとなると、規模は体育館やオリンピック競技場規模で、全国をツアーしますが、何十万枚ものチケットがなんとネットで、10分足らずで売り切れます。

 異常でしょ……。本当なのです。

 これにも驚かされましたが、ここには少しお国的要素もあります。

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筆者

ミン・ヨンチ

ミン・ヨンチ(閔 栄治) ミュージシャン 韓国伝統音楽家

大阪生まれ。幼少の頃からブラスバンドやドラムを経験し、高校から韓国へ。旧李王朝雅楽部養成所であった国立国楽高等学校に入学、ソウル大学音楽学部国楽科卒。1992年サムルノリ競演大会個人部最優秀賞。1992年国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」に入団。1993年スーパー・パーカッション・グループ「PURI」創団メンバー。イ・ムンセ(歌手)のテレビ番組にも出演。現在も韓国伝統音楽とジャンルの違う音楽とのコラボレーションに活動中で、2009年に立ち上げた公演「新韓楽」ではジャズとコラボ―レーションした。日韓両国で数多くの公演。アルバム「HANA」(2015年/ユニバーサルミュージック・ジャパン)をリリース。ライブでは日本全国3万人を動員。国楽管弦楽の作曲にも力を入れ、2014年韓国文化芸術委員会で作曲賞受賞。「大衆に楽しんで聞いてもらえる楽曲作り」を目指す。現在、韓国芸術総合大学、梨花女子大学、秋藝芸術大学講師。

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