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ハロウィン×クリスマス×七夕ツリーに願いを込めて

日本人はアレンジ上手?

野菜さらだ コラムニスト/言語聴覚士

 「やっぱり、こう来たか!」

 ハロウィンまであと数日という、郊外のショッピングモールで、このツリー(!?)(写真1)に遭遇した瞬間、そう思った。

撮影・野菜さらだ拡大【写真1】 撮影・野菜さらだ

 見ていただいてお分かりの通り、形はクリスマスツリー、オーナメントはハロウィン、そしてカボチャの形をした短冊がたくさん吊されているハロウィンツリーが遂に(やっぱり)登場したのだ。

 何年か前に短冊がぶら下がっているクリスマスツリーを近くのスーパーで見かけた時に、「そう来るか!」と唸ったのだが、その時はまだ「確かに七夕もクリスマスも“木にいろいろ吊す”という共通点があるよね」とそれなりに納得したのであるが、今回のハロウィンツリーにはそれを超える驚きがあった。

日本人が「ハロウィン」を知るきっかけになった「フリーズ」事件

 おそらく、「ハロウィン」と聞くとある年齢以上の人は、「フリーズ」という言葉を理解することができなかったとして誤って射殺されてしまった日本人留学生の事件のことを思い出すであろう。あれは、今から遡ること約30年も前のことである。1992年に起きたこの悲しい事件でハロウィンなるものを知った人も少なくない。それからしばらく、日本人にとってハロウィンは怖いイベントというイメージがあったように当時の自分も記憶している。


筆者

野菜さらだ

野菜さらだ(やさいさらだ) コラムニスト/言語聴覚士

本名・三田地真実(星槎大学大学院教育学研究科教授) 教員、言語聴覚士として勤務後、渡米。米国オレゴン大学教育学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は応用行動分析学・ファシリテーション論。2016年からオンライン会議システムを使ったワークショップや授業を精力的に行っている。著書に『保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック』など。教育雑誌連載と連動した 「教職いろはがるた」の動画配信中!

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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