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ハロウィン×クリスマス×七夕ツリーに願いを込めて

日本人はアレンジ上手?

野菜さらだ コラムニスト/言語聴覚士

アメリカで体験したリアルハロウィン

Yuganov Konstantinshutterstock拡大Yuganov Konstantin/Shutterstock.com

 それから4年後の1996年夏に私自身がアメリカの大学に留学し、初めてのハロウィンの日を何の準備もすることなく迎えた。街中では、大きな、そう、人の頭の2倍、3倍もありそうなカボチャがスーパーの外に山のように積まれ、そういう大きなカボチャがおなじみのヒトの顔にくりぬかれて個人の家の外にも置かれていた。そうかと思うと敬虔なクリスチャンの友達は「あんなのは、悪魔のお祭りだから祝いません!」と憤っていたりと、初めて見るリアルハロウィンの雰囲気で包まれる街を不思議な気持ちで見ていた。

 ハロウィン当日、学生としてはごく普通の賃貸アパートに住んでいた私は、先の事件のこともあって外に出るのはちょっと怖いし、特段関係ないよね、と普段通り家で過ごしていた。すると、

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筆者

野菜さらだ

野菜さらだ(やさいさらだ) コラムニスト/言語聴覚士

本名・三田地真実(星槎大学大学院教育学研究科教授) 教員、言語聴覚士として勤務後、渡米。米国オレゴン大学教育学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は応用行動分析学・ファシリテーション論。2016年からオンライン会議システムを使ったワークショップや授業を精力的に行っている。著書に『保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック』など。教育雑誌連載と連動した 「教職いろはがるた」の動画配信中!

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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