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声を出さない「掛け声」、お客様の期待を肌で感じて

沢村豊子師匠のルーツでもある佐賀で

玉川奈々福 浪曲師

予防策、定着してきたのですが

  奈々福の旅日記……更新が滞って申し訳ありませんでした。 

拡大玉川奈々福=©和知明
 お陰様で、秋から年末にかけて、ちょっと忙しくて書くことができませんでした。

 こんな時期に……ありがたいことです。

 ああ、ありがたいことに旅の仕事がようよう復活してきたな……と嬉しく思っていた。

 ところがどっこい、この第三波の大嵐。

 緊急事態宣言、再度発出……!?

 悲鳴が、聞こえてくるようです。

 どこまで、頑張ればいいのか、この先どうなるのか。

 私自身、不安でいっぱいなのを、ぐっと飲みこんですごすような日々です。

 演芸に関して言えば、春からこのかた、どのように対策をとれば感染拡大を防げるか、さまざまな実験・検証がなされてきたことにより、わかってきました。

 舞台と客席の感覚をあけ、消毒をし、マスクを着用していただき、掛け声等はご遠慮いただき……など、対策をとることで、今までとは同じ状況ではないながらも、楽しんでいただけるようになってきたと思います。

 もちろん、家から出る以上、リスクはゼロではないし、ご不安な方々はおられると思います。ましてや、人を集めて会を主催してくださる方々のご負担とご心労は大変なものです。

 それを思うと、辛い。

 だからこそ、それでも、浪曲で楽しんでもらいたい、奈々福を呼びたいと会を開いてくださる方々には、嬉しい、という言葉では表せない気持ちを抱きます。
もう、精いっぱい応えたい!

 と思うからか、そして、お客様のほうでも、やはりずっと演芸が聞けず見られず我慢されていたからか、この秋、稀有な場をいくつか経験しました。

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筆者

玉川奈々福

玉川奈々福(たまがわ・ななふく) 浪曲師

横浜市生まれ。出版社の編集者だった94年、たまたま新聞で浪曲教室のお知らせを見て、三味線を習い始め、翌年、玉川福太郎に入門。01年に曲師から浪曲師に転じ、06年、玉川奈々福の名披露目をする。04年に師匠である福太郎の「徹底天保水滸伝」連続公演をプロデュースして大成功させて以来、数々の公演を企画し、浪曲の魅力を広めてきた。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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