メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

春風亭昇太が衝撃を受けた、つかこうへいドラマ

『つかこうへいのかけおち'83』①

長谷川康夫 演出家・脚本家

タイトルは「つかこうへいの~」だった

 テレビの前で、忘れていたことが次々とよみがえった。

 何より驚いたのはそのタイトルである。単に『かけおち'83』だとばかり思っていたのが、正しくは『つかこうへいのかけおち'83』なのだ。番組オープニングで、しっかり「つかこうへいの」というピンクのタイトルロゴが画面いっぱいに浮かび、カットが変わると、主演の大竹しのぶのアップの横に「かけおち'83」と続くのである。

・・・ログインして読む
(残り:約2576文字/本文:約3658文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

長谷川康夫

長谷川康夫(はせがわ・やすお) 演出家・脚本家

1953年生まれ。早稲田大学在学中、劇団「暫」でつかこうへいと出会い、『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』などのつか作品に出演する。「劇団つかこうへい事務所」解散後は、劇作家、演出家として活動。92年以降は仕事の中心を映画に移し、『亡国のイージス』(2005年)で日本アカデミー賞優秀脚本賞。近作に『起終点駅 ターミナル』(15年、脚本)、『あの頃、君を追いかけた』(18年、監督)、『空母いぶき』(19年、脚本)などがある。つかの評伝『つかこうへい正伝1968-1982』(15年、新潮社)で講談社ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、AICT演劇評論賞を受賞した。20年6月に文庫化。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

長谷川康夫の記事

もっと見る