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「小室圭文書」を読破してわかった母子の野心のありかと嫌われる理由

矢部万紀子 コラムニスト

小室さん母子の暮らしの息遣いが浮かんでしみじみ

 とはいえ、文書から見えてくることは当然あって、小室さんが期待するところの「理解」かどうかはさておき、理解できることはあった。あちこちで書かれているが、今回の文書は28ページもあり、しかもそのうち13ページが脚注で、読みにくいことこの上ない。それでも読破した(という気分になる)1人として、読んでよかったと思う。小室さんの野心の

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筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。最新刊に『雅子さまの笑顔――生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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