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立石俊樹と吉田広大が大役に挑戦、対談インタビュー/下

日本オリジナル版初演から10周年、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

大原薫 演劇ライター


ティボルトのジュリエットに対する愛の強さ

――ティボルトがこの作品の中で取った行動についてはどう思いますか?

吉田:2幕でティボルトが、ロミオとジュリエットが結婚したことを知るじゃないですか。その後にティボルトが歌い上げて「さあ、戦いの準備だ」と言うあの一言が、ビリっとくるものがあるというか。大公にも「次にやったら罰を与えるからな」と言われているのにも関わらず、その罰すらも恐れず、ただの憎悪だけで「よっしゃ、やったろ」となる。(ロミオとは)形と方向は違えど、ジュリエットに対する愛がめちゃくちゃ強いんだなというのがその一言で伝わってきました。

立石:僕自身だったらティボルトみたいな生き方って苦しいと思うんですよね。どっちかというと、ロミオのように純粋にジュリエットに恋をして幸せな道を行きたいと思うんです。でも、普通だったら理性で止められるのに、理性を上回る怒りがあるのは愛ゆえだなと思う。振り切っているからこそ『ロミオ&ジュリエット』という作品の中でティボルトがカッコいいと思うんだなと、見方が変わりました。

拡大立石俊樹(右)と吉田広大=森好弘 撮影

◆公演情報◆
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
東京:2021年5月21日(金)~6月13日(日)  TBS赤坂ACTシアター
大阪:2021年7月3日(土)~7月11日(日)  梅田芸術劇場メインホール
名古屋:2021年7月17日(土)~7月18日(日)  愛知県芸術劇場 大ホール
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[スタッフ]
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
[出演]
黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)、伊原六花/天翔愛(Wキャスト)、味方良介/前田公輝(Wキャスト)、新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)、立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)、
春野寿美礼、原田薫、石井一孝、宮川浩、秋園美緒、兼崎健太郎、岡幸二郎、松村雄基
小㞍健太/堀内將平(Kバレエカンパニー)(Wキャスト) ほか
 
〈立石俊樹プロフィル〉
 2015年に結成されたダンス&ボーカルグループ「IVVY」のボーカルとしてアーティスト活動を開始し、17年にメジャーデビュー。同年4月にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンにて俳優デビュー。以降、舞台・ドラマ・映画にも多数出演。近年の主な舞台出演作に、『黒執事~寄宿学校の秘密~』『チョコレート戦争~a tale of the truth~』など。
オフィシャルサイト
オフィシャルtwitter
 
〈吉田広大プロフィル〉
 2015年、ボーカル&ダンスグループ「X4」(エックスフォー)のメンバーとしてデビュー。ソロとしてもライブ、舞台、ミュージカル等、活動の幅を広げる。動画サイトでは出演したカラオケ番組が多くの再生回数を記録するなど話題に。シンガーソングライターとしての活動もスタート。近年の主な舞台出演作に『RENT』、『私のホストちゃん』シリーズ、『タイタニック』など。
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筆者

大原薫

大原薫(おおはら・かおる) 演劇ライター

演劇ライターとして雑誌やWEB、公演パンフレットなどで執筆する。心を震わせる作品との出会いを多くの方と共有できることが、何よりの喜び。ブロードウェー・ミュージカルに惹かれて毎年ニューヨークを訪れ、現地の熱気を日本に伝えている。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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