2021年05月20日
このままでは、みんな死んでしまいます! と言ってもコロナにかかってしまうからではなく。私はミュージシャン。ミュージシャンとしての、言い分がある。
緊急事態宣言延長。
レストラン、音楽関係、エンターテイメント関係、旅行業者、みんな死んでしまいます!
コロナで死ぬか? 飢えて死ぬか? です。
まるで弱い者いじめにみえる。「なんか対策やってます」アピールのために、飲食、音楽関係に痛みを押し付けている気がします。
レストラン、音楽関係、エンターテイメント関係、旅行業者は、コロナ禍の間、ほとんど収入がありません。もう1年以上です。言い換えれば、サラリーが、お給料がおよそ1年間出ていないか、激減したかと一緒なのです。そうなるとどうなりますか? みんな養っている家族もいるのです。
密を避けていることを可視化しやすいために、対策の可視化のために、一部の者に痛みを押し付けているように見えます。
これはまるで社会的地位の低い職への弱い者いじめ。もっと言えば生贄ですよ! 見せしめ。
レストラン、音楽関係、エンターテイメント関係、旅行業者も徹底した感染予防をすれば営業できます。日本医師会・中川会長の自見参議院議員の資金集めで、100人くらいのパーティを行ったとか。もちろん、批判されて猛省して当然ですが、逆に、できることを証明してくれてるんですよね。もっと、斜めに構えて言うなら、「僕ら、特権を持っている、高級な人間はできるんだけど、音楽や飲食、旅行などなどの君らは、ダメだよ」と言われている気がする。
これはただ単に、何かの災難や災害、経済恐慌などが起きた時に、誰かを、何かを犠牲にしたり、そっちのせいにしたりすると、皆が納得し落ち着くという集団心理では、ないですよね!?
あるいは、同調圧力? そこまで、考えてしまいます。
過去に人間は集団で沢山の過ちを犯していますね。その時は分からなくても、後になって間違いだったと分かるのです。
人間は非常時や有事の際に、判断力が落ちて、時に間違った結論を下し、それを正当化しながら同調し合い、どこかにはけ口を見出す。
ちょっと飛躍していますが、このコロナ禍は有事と似ています。常に個々の次元でも検証をお願いしたい。銀座に人が居なかったら、なんか、頑張ってる感を得ませんか? なんか、対策やってる感を得ませんか? それをやっているのは、お店に行けない人も大変だけど、お店をやっている人はもっと大変だと思う。
韓国も日本と
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