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仙名彩世インタビュー/下

良い意味で観る方を裏切り続けていきたい

橘涼香 演劇ライター


仙名彩世インタビュー/上

作品と役柄にピッタリのキャスト陣

――原作の多彩なキャラクターを演じるキャストの皆様も、個性豊かな方々ばかりですね。

 これまでに共演させて頂いたことがあるのが、美弥るりかさんと吉田繭さんで、ほとんどの方々と「はじめまして」ですから、お稽古がはじまって、お芝居を観ながら「こういう方なんだ!」を知っていっている段階です。その中で、主演の宮田俊哉くんは、これまでテレビではずっと拝見させていただいていましたが、皆を和ませてくれるような一面もありますし、本当に優しい方なんだなと思って、まさにエダマメにピッタリの方です。人に対する情ですとか、相手のことを大切に思う気持ちをすごく感じるので、稽古を重ねるにつれて、更に、更に、素敵になっていかれるだろうと思います。それから、まさかまた男性役を演じる美弥さんを拝見できるとは思っていなかったので、配役をお聞きした時には個人的にも「もう一度美弥さんの男役が観られるんだ!」とドキドキしました。いま、お稽古場でも本当に魅力的なローランを演じていらして!

拡大仙名彩世=岩田えり 撮影

――美弥さんとはご縁が続いていらっしゃいますね。

 それが本当に嬉しいです。美弥さんはいつもナチュラルで落ち着いていらして、焦ったりされている美弥さんを拝見したことがないんです。ご本人はそんなことはないとおっしゃいますが、私から見るといつも穏やかなので、私も美弥さんを拝見して「落ち着こう」と思っています。存在自体がオシャレでいらっしゃるので、『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』という作品に打ってつけです! それから、稽古場でお隣同士なこともあって、平田敦子さんとはお話させていただく機会が多いのですが、とても個性的でユーモアに溢れていて、お芝居を拝見していると、次から次へと色々な引き出しから新たなものを見せてくださって羨ましいです。しかも決して狙っていらっしゃらないのに、どの表現も必ず面白いので、学びたいことばかりです。本当はカンパニーの皆さんおひとりお一人について語りたいくらいなのですが、ちょっと難しいですよね?(笑)

――そうですね。残念ですが、お時間的にも少々厳しいので(笑)、皆様の魅力は舞台で確かめていただくということに。

 本当に是非おひとりお一人をじっくり観ていただきたいです!素敵な方々ばかりなので、こうして集まってひとつの舞台をご一緒できるのは幸せなことだなと感じています。

◆公演情報◆
音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』
東京:7月4日(日)~7月25日(日) 東京建物 Brillia HALL
大阪:8月4日(水)~8月8日(日) オリックス劇場
公式ホームページ
[スタッフ]
監修:古沢良太
脚本:斎藤栄作
演出:河原雅彦
[出演]
宮田俊哉
美弥るりか 加藤諒 山本千尋 仙名彩世
福本伸一 平田敦子 三上市朗 大谷亮介 ほか
 
【原作情報】
「GREAT PRETENDER」
Netflix にて見放題独占配信中
FOD ほかでも配信中
アニメ公式サイト 
 
〈仙名彩世プロフィル〉
 2008年に宝塚歌劇団に94期生として首席入団し、2017年に花組トップ娘役に就任。『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』、『あかねさす紫の花/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』、『ポーの一族』など、数多くの作品に出演。2019年『CASANOVA』で宝塚歌劇団を退団。退団後の出演作品は、『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』、『MIYA COLLECTION』、『ゴヤ-GOYA-』。8月には、恋を読むinクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』、自身のサロンコンサートを控えている。現在は、栄レース『Le La Sa』の広告モデルを務めている。
オフィシャルサイト

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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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