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ミュージカル『ジェイミー』髙橋颯インタビュー(下)

芝居をしているというよりジェイミーを生きている

橘涼香 演劇ライター


ミュージカル『ジェイミー』髙橋颯インタビュー(上)

リアルにいま生まれてくるものを大切に演じたい

──共演のキャストの方々について伺いたいのですが、まずハイスクールの仲間の方達とはいかがですか?

 日々の稽古の中でもそれぞれに感じる感覚が変わっていき、深まっているのを感じます。もちろん誰が誰のことを好きかとか、反対に誰が誰のことをあまり気にいっていないというような基本的な関係性は台本に書かれているのですが、その日に発するちょっとした動きや発声でも、役としての気分が変わっていくんです。その瞬間ってすごくリアルだなと感じるので、そうしたいま生まれてくるものを大切に、皆と演じていきたいです。

拡大髙橋颯=森好弘 撮影

──またジェイミーの母役の安蘭けいさんをはじめ、ミュージカル界の錚々たる顔ぶれが揃っている座組ですが、皆さんとのお芝居はどうですか?

 本当にすごい方々が揃っていて、この『ジェイミー』に出させていただいている間に、まずいっぱい吸収して、色々なことを学ばせていただきたいと思っています。そして、そうした経験豊富なすごい方達と一緒にお芝居をさせていただく時には、できる限りの準備をして臨んでいます。僕に足りないところも、できの良いところも、さらけ出して演じたい。特にお母さんを演じてくださる安蘭けいさんには、「この場面をどう表現して良いかわからないんです」といった相談もできていて。僕は現場でそういう話をこれまであまりできていなかったので、ご一緒させていただていることが嬉しいです。

──それは素晴らしいですね!

 はい、本当にありがたいです。

◆公演情報◆
ミュージカル『ジェイミー』
東京:2021年8月8日(日)~29日(日)  東京建物Brillia HALL
大阪:2021年9月4日(土)~12日(日)  新歌舞伎座
愛知:2021年9月25日(土)~26日(日)  愛知県芸術劇場 大ホール
公式ホームページ
[スタッフ]
音楽:ダン・ギレスピー・セルズ
作:トム・マックレー
日本版演出・振付:ジェフリー・ペイジ
翻訳・訳詞:福田響志
[出演]
森崎ウィン・髙橋颯 (WATWING)(Wキャスト)/安蘭けい
田村芽実・山口乃々華(Wキャスト)、 佐藤流司・矢部昌暉(Wキャスト)
伊藤かの子、太田将熙、川原一馬、小西詠斗、鈴木瑛美子、田野優花、フランク莉奈、MAOTO
樋口麻美、実咲凛音、永野亮比己、泉見洋平、吉野圭吾
保坂知寿、今井清隆、石川禅

〈髙橋颯プロフィル〉
2019年「Star Boys Audition」により結成されたホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループWATWINGのメンバー。2020年「デスノート THE MUSICAL」L役で出演。
公式ホームページ
公式twitter
公式instagram

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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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