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映画「シコふんじゃった。」を浪曲に

映像美、音楽の魅力、肉体の躍動……どう描く

玉川奈々福 浪曲師

監督から浪曲化のオファー

 「奈々福さん、『シコふんじゃった。』を浪曲にしてもらえませんか」

 映画監督の周防正行さんから、前触れもなく正面切っていきなり言われたのは、NHKの「SWITCHインタビュー達人達」という対談番組の、収録本番のときでした。

拡大周防正行監督
 周防さんは、新作映画「カツベン!」のために、日本の語り芸のことを深く学ばれ、その中で浪曲に出会われ、すっかりハマってくださり、対談相手に奈々福をご指名くださったのです。

 それにしてもですよ。

「シコふんじゃった。」を浪曲に!

 と、言われたときの、私の顔……あとから映像チェックして笑っちゃった。

 眼をむいて、驚いてました。

 だって、そうでしょう?

 大ヒット映画ですよ。名作ですよ。

 1992年公開の、私、だいっすきな映画なんです。

 その監督じきじきに。

 ご指名で。

 直接に。

 「浪曲にしてもらえませんか」

 アンビリーバボーーーーーッ!

 う、う、うれしいっ!

 よ~し、作るぞっ!と、鼻息荒くなったんですが。

 これがねえ。新作作るって容易じゃないんですよ。

 好きであればあるほど。

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筆者

玉川奈々福

玉川奈々福(たまがわ・ななふく) 浪曲師

横浜市生まれ。出版社の編集者だった94年、たまたま新聞で浪曲教室のお知らせを見て、三味線を習い始め、翌年、玉川福太郎に入門。01年に曲師から浪曲師に転じ、06年、玉川奈々福の名披露目をする。04年に師匠である福太郎の「徹底天保水滸伝」連続公演をプロデュースして大成功させて以来、数々の公演を企画し、浪曲の魅力を広めてきた。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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