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映画「シコふんじゃった。」を浪曲に

映像美、音楽の魅力、肉体の躍動……どう描く

玉川奈々福 浪曲師

惚れた作品ほど難しい、「研辰」は10年かかった

 過去にもこんな経験がある。

 故・十八代勘三郎丈がご襲名の公演でかけられた歌舞伎演目「野田版 研辰の討たれ」。

 これ、もう素晴らしい歌舞伎でした。

 拍手が鳴りやまなかった。歌舞伎座で、スタンディングオベーション。

 「嗚呼っ! 私が浪曲でやりたかったことはこれだっ!」

 とすっかり惚れこんで、DVD買って、野田秀樹さんの戯曲版を買って……でも。

 作品がすごすぎて、手が付けられない。

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筆者

玉川奈々福

玉川奈々福(たまがわ・ななふく) 浪曲師

横浜市生まれ。出版社の編集者だった94年、たまたま新聞で浪曲教室のお知らせを見て、三味線を習い始め、翌年、玉川福太郎に入門。01年に曲師から浪曲師に転じ、06年、玉川奈々福の名披露目をする。04年に師匠である福太郎の「徹底天保水滸伝」連続公演をプロデュースして大成功させて以来、数々の公演を企画し、浪曲の魅力を広めてきた。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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