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パルコ・プロデュース2021『ザ・ドクター』に出演!宮崎秋人インタビュー(下)

一員になれたことを光栄に感じるカンパニー

橘涼香 演劇ライター


宮崎秋人インタビュー(上)

ここまで役者をやってきて良かった

──また今回は、主演の大竹しのぶさんをはじめ、大変豪華な共演者の方達が勢ぞろいされていますが。

 どの方々も本読みの段階から素晴らしくて、このカンパニーの一員としてお芝居をさせていただけるのが光栄だなと思っています。その上でやはり大竹さんのすごさに圧倒されます。本読みなので、まだ机の前に座って台本を読んでいる段階なのに(取材日時点)、ひと言を発しただけですでに役に入っていらっしゃって、もう芝居としてできあがっているようにさえ感じるので。

宮崎秋人=森好弘 撮影拡大宮崎秋人=森好弘 撮影

──それは刺激がありますね!

 読み合わせで台詞を交わすだけで、大変な刺激を感じます。稽古場に入っていらっしゃる時には、どこかでは可愛らしいようにも感じる大竹しのぶさんなんです。それが台詞を発した途端に最先端医療の研究所の所長、ルースになる。なると言うか、そのままなんじゃないかと思うくらい、ルースがそこに生きていると感じられるので。

──それは「わかります!」と申し上げるのはおこがましいですが、客席で舞台を拝見している時にも同じように感じるので、わかるような気がします。『ピアフ』などでも、一挙手一投足がピアフそのままと言いますか、ピアフがそこで生きているとしか思えなくて、幕が下りても、楽屋に帰られてもピアフのままでいらっしゃるんじゃないかと、言い方は違うかも知れませんが、どこかで心配になるほどです。

 そうですよね!稽古に入る前に、この作品への出演が決まった時から、大竹さん主演の作品の一員になれることを「ここまで役者をやってきて良かった」と思いましたが、こうして稽古場で台詞のやりとりをさせていただくと、この方と芝居が作っていけるんだという喜びが更に湧いてきて、これからの稽古が本当に楽しみです。

宮崎秋人=森好弘 撮影拡大宮崎秋人=森好弘 撮影

──素晴らしいですね。また宮崎さんはPARCO劇場に立たれるのも初めてと伺っていますが。

 パルコさん制作の作品に出演させていただくのは三回目になるのですが、PARCO劇場に立てるのは初めてなので、やっとあの劇場に立てるというもうひとつの喜びも大きいです。登場人物11人のひとりとして、カンパニーの方々と共に精一杯表現していきたいです。

◆公演情報◆
パルコ・プロデュース2021
『ザ・ドクター』
埼玉:2021年10月30日(土)~31日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
東京:2021年11月4日(木)~2021年11月28日(日) PARCO劇場
兵庫:2021年12月2日(木)~2021年12月5日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
豊橋:2021年12月10日(金)~2021年12月12日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
松本:2021年12月18日(土)~19日(日) まつもと市民芸術館 主ホール
北九州:2021年12月25日(土)~26日(日) 北九州芸術劇場 大ホール
公式ホームページ
[スタッフ]
作:ロバート・アイク
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
[出演]
大竹しのぶ
橋本さとし 村川絵梨 橋本淳 宮崎秋人 那須凜 天野はな 久保酎吉
明星真由美 床嶋佳子 益岡徹


〈宮崎秋人プロフィール〉
2011年役者としてデビュー。舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。主な出演作品に、舞台『ロミオとジュリエット』、『ハムレット』『冬の時代』『阿保浪士』、テレビドラマ『漂着者』『彼女はキレイだった』『世にも奇妙な物語』『未満警察ミッドナイトランナー』などがある。2022年1月より舞台『マーキュリー・ファー』に出演。
公式Twitter
公式Instagram

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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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