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小室圭さんの400万円、文通費100万円……庶民がざわざわする金額とは?

野菜さらだ コラムニスト/言語聴覚士

文通に「100万円」という時代錯誤感

 小室さんの「400万円」問題が解決したというのと入れ替わるように表れ出でたのが、「文通費100万円」問題である。11月15日が第一報のようなので、本当に入れ替わりと言ってよいタイミングである。

 最初は、衆院選挙で今回初当選した、日本維新の会の新人議員が10月31日から任期が始まることで、10月分の文通費(文書通信交通滞在費)が月額の満額100万円支払われたことを問題視したことから大きく取り上げられるようになった。

 領収書なし、非課税、報告義務もない、余っても返還する義務もないと、美味しいところだらけの「100万円」が1日の任期だけで満額支払われるということを多くの国民は初めて知ったのではないだろうか。

登院する議員ら=2021年11月10日午前8時、国会20211110拡大2021年11月10日、特別国会の召集日に登院する衆院議員たち。新人議員には前月末1日分の「文通費」が支払われた

 この文通費の問題は、100万円を日割りにするように法律を改正するという案が出ているようだが、これについても「ちがうだろうー」と言いたくなる。「使ったお金だけを支払うようにするのが正しい在り方」なのである。

 この「文通費」という名称も、「文書通信交通滞在費」の省略形であることはわかっていても、「時代錯誤感」をさらに増大させている。

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筆者

野菜さらだ

野菜さらだ(やさいさらだ) コラムニスト/言語聴覚士

本名・三田地真実(星槎大学大学院教育学研究科教授) 教員、言語聴覚士として勤務後、渡米。米国オレゴン大学教育学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は応用行動分析学・ファシリテーション論。2016年からオンライン会議システムを使ったワークショップや授業を精力的に行っている。著書に『保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック』など。教育雑誌連載と連動した 「教職いろはがるた」の動画配信中!

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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