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『銀河鉄道999 THE MUSICAL』に出演!三浦涼介インタビュー(下)

この舞台から広がっていくものを大切に

橘涼香 演劇ライター


『銀河鉄道999 THE MUSICAL』に出演!三浦涼介インタビュー(上)

限られた時間の中で物語を伝える音楽の力

──ビジュアル撮影で実際にハーロックの扮装をされていかがでしたか?

 衣裳合わせの段階で既に完成されていてすごいなと思いました。もちろん細かい調整はしていただきましたが、自分が着た時にラインがこう出たらよりスタイリッシュになるだろうなという理想もあったので、衣裳に適した身体作りも心がけました…ってそんなにたいしたことをした訳ではないですが(笑)、なるべくハーロックに近づきたいと思いましたし、たくさんの方のお力も加わって、撮影の時には自分でもワクワクしました。

三浦涼介=宮川舞子 撮影拡大三浦涼介=宮川舞子 撮影

──拝見した側としても本当にワクワクしましたが、先ほどハーロックに対してのイメージもあるとおっしゃった演出の小山ゆうなさんとはどんなお話を?

 まだ僕が出る場面に関しては、深い稽古に至っていない段階なのですが(※取材は3月中旬)、大事なポイントや共有しておくべきところはとても丁寧に言葉にしてくださる方なのでありがたいです。しかも「ここはこうした方がいいんじゃないか?」という役者側からの発想があれば、どんどん言って欲しいとおっしゃってくれて、早い段階から深く信頼して作品に向かえています。立ち位置などはもう色々と決めていただいている中でも、僕がこっちの方がより良いかもしれない、と思ったところはすぐに取り入れてくださっているので、これから稽古が進むのがとても楽しみです。

──また、今回は「ミュージカル『銀河鉄道999』」と銘打った公演で、音楽にゴダイゴのミッキー吉野さんが参加されることも大きな話題ですが、ミュージカルとしての魅力はどうですか?

 原作ものがミュージカルになった時に、限られた時間のなかで物語を歌に乗せていくことによって華やかさも加わりますし、より世界が広がっていくのを感じます。それは自分が演じていても、観に行っても感じることなので、音楽の力って強いなと思います。

──1曲で伝わる情報量が多いですものね。

 今回の作品のなかで、ハーロックの出番って正直それほど多くはないんです。でも鉄郎にとても重要な言葉を伝えるという大きな役割りがあるので、その最大のポイントを1曲で見せる、聞かせるというところにも、ミュージカルならではの力を感じますし、大事にしたいと思っています。

三浦涼介=宮川舞子 撮影拡大三浦涼介=宮川舞子 撮影

──鉄郎役の中川晃教さんをはじめ、キャストの方々との共演で楽しみにされていることは?

 中川さんとはずっとご一緒したいと思っていたので、今回念願叶ったことが本当に嬉しいです。お稽古場で中川さんのお芝居を何度も観られること自体が大きな喜びで、いまとても高揚しています。また『エリザベート』ではお母さん役だった花總まりさんと、メーテルとハーロックとしてご一緒できるのも感慨深いものがあって、嬉しい限りです。他にもキャストの皆さんがそれぞれ個性豊かで、素のままでも既にキャラクターの様子が見えていて、すごく面白いんです。この方達がみんな役柄の扮装をして、メイクをされて演じられるなかに入って、同じステージに立てることが楽しみで仕方がないです。

◆公演情報◆
『銀河鉄道999 THE MUSICAL』
東京:2022年4月8日(金)〜18日(月) 日本青年館ホール
公式ホームページ
公式Twitter
[スタッフ]
原作:松本零士
脚本・作詞:高橋亜子
演出:小山ゆうな
音楽監督:ミッキー吉野(ゴダイゴ)
[出演]
中川晃教(星野鉄郎)
花總まり(メーテル)
佐藤流司(機械伯爵)
梅田彩佳(クレア)
徳永ゆうき(車掌)
藤岡正明(大山トチロー)
矢沢洋子(リューズ)
松本梨香(プロメシューム)
北翔海莉(クイーン・エメラルダス)
三浦涼介(キャプテン・ハーロック)
ほか


〈三浦涼介プロフィル〉
2002年に俳優デビュー後、『仮面ライダーオーズ』シリーズで人気を博し、『るろうに剣心』など多くの映像作品に出演。歌手としても活躍するほか、『1789 -バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』、『エリザベート』、『マタ・ハリ』など、ミュージカル作品に数多く出演し高い評価を得ている。
★公式サイト
★公式twitter
★公式instagram

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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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