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舞台『漆黒天 ─始の語り─』に出演!長妻怜央インタビュー(下)

観る方々が作品をどう感じるかを教えて欲しい

橘涼香 演劇ライター


長妻怜央インタビュー(上)

ひとつの作品から学びたい目標を定める

──ムビ×ステという映画と舞台の連動企画ですから、キャストの方たちとの交流もどちらかだけの作品よりも長くなるかと思いますが、ご一緒されている皆さんについてはどうですか?

 先輩ばかりなので、すごく勉強になる作品だなと感じています。特にこの舞台と映画を機に、殺陣も勉強させていただいていて、得るものがとんでもなく多いなと。映像の時は撮影期間も2週間ぐらいでしたし、撮影自体もバラバラですから、話す機会はそこまで多くなかったのですが、舞台は稽古期間も長いですし、皆さんと話せる時間も多いので、今日も荒木さんに殺陣を教えていただいたりしていて、すごく楽しいです。毎回ひとつの作品に出させていただく時に、今回これを学ぼうというような、自分のなかでの目標を決めているのですが、今回は動きを学びたいなとすごく思っていて、素晴らしい先輩方に囲まれて、毎日たくさんの学びがあるのが楽しいです。

長妻怜央=岩田えり 撮影〈ヘアメイク:木戸出香〉拡大長妻怜央=岩田えり 撮影〈ヘアメイク:木戸出香〉

──殺陣に取り組まれていかがですか?

 難しいですよ。頑張っているんですけど難しい。でも今回殺陣ができる人がたくさんいらっしゃいますし、殺陣師の方も本当に優しくて、どんなことでも細かく教えてくださいますし、アドバイスもいっぱい聞けるので、稽古が大好きです。

──それは毎日が充実されているでしょうね! そのなかで、あぁ、これは舞台ならではの魅力だなと感じることはありますか?

 もちろん限度はありますけど、まず自由に動けますし、映像だとカット割りのなかに入っているお芝居しか映りませんが、舞台だと端でやっているお芝居も見えますから、自分のなかで時間経過も自由に感じられますよね。特に物語として最初から最後までストーリーが繋がっているので、やる方としてはやりやすいです。殺陣などは客席から綺麗に見えることを意識するところもありますが、基本的には芝居の世界のなかに入り込んで舞台の上で役を生きている、という感覚が強いのがとても好きです。

長妻怜央=岩田えり 撮影〈ヘアメイク:木戸出香〉拡大長妻怜央=岩田えり 撮影〈ヘアメイク:木戸出香〉

──そういう舞台で、ここは見逃さないで欲しい!というおすすめポイントはありますか?

 まずは自由に観ていただきたいと思いますし、これは見逃さないと思いますけど(笑)、たくさんある殺陣は是非楽しみにしていただきたいです。あと場面として二郎太の兄ちゃんが結構面白いことをしているので、そこは見逃さないで欲しいです。兄ちゃん、松田凌さんの笑いのセンスがもう本当にすごいんですよ。しかもちゃんとお芝居に落とし込んでいるのが素晴らしくて!自分もそこに食らいついていきたいので、それができているかどうかを是非よく観て確かめてください。

◆公演情報◆
舞台『漆黒天 -始の語り-』
東京:2022年8月5日(金)~21日(日) サンシャイン劇場
大阪:2022年8月31日(水)~9月4日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
公式ホームページ
公式twitter
[スタッフ]
作・演出:末満健一
音楽:和田俊輔
[出演]
荒木宏文
松田凌、長妻怜央(7ORDER)、梅津瑞樹/小島藤子
橋本祥平、松本寛也、加藤大悟、安田桃太郎
小澤雄太、鈴木裕樹 ほか
〈長妻怜央プロフィル〉
 2019年に「7ORDER」での活動を始める。キーボードを担当。音楽活動と並行してモデルや、映画・舞台に出演するなど俳優としても活躍中。最近の主な出演作品は、舞台『Little Fandango』、『アクダマドライブ』、『MOTHERLAND』、『タンブリング』、映画『ラストサマーウオーズ』、『漆黒天 -終の語り-』、『ふたりだけの宇宙』など。
公式ホームページ
公式instagram
【ムビ×ステ】
 ひとつの作品世界で語られる「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト。映画と演劇はそれぞれ独立した作品ながら、物語は連動。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚ましている。プロジェクト第1弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019 年7 月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019 年9 月東京・大阪上演)を製作。第2弾は、映画『死神遣いの事件帖– 傀儡夜曲-』(2020 年6 月公開)、舞台『死神遣いの事件帖–鎮魂協曲-』(2020 年7 月・8 月上演)を製作。第3弾となる本作では、ワタナベエンターテインメントとともに、新生【ムビ×ステ】としてより連動した新作をお届けする。

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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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