文化・エンタメ　記事一覧

しおれたアサガオはダメ？ 情報の「方向づけ」を考える

便利な「ガイド」が生むストレスとバイアス

夏休み、便利な「感想文ガイド」に……ん？ 　小学校1年生の息子が学校からアサガオを持ち帰ってきた。立派に咲いた…… ［続きを読む］

音楽総監督・下野竜也と「Music for Peace」の道を行く広島交響楽団

第51回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞を受賞した地方オーケストラの老舗

　 広島交響楽団（広響）が第51回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞を受賞した。1963年に「広島市民交響楽団」として発足、1972年にプロ化…… ［続きを読む］

『近松心中物語』会見レポート

元禄と令和のトンネルをつなげていきたい

　KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『近松心中物語』制作発表記者会見が行われた。横浜出身の劇作家・秋元松代の名作をKAAT神奈川芸術劇場新…… ［続きを読む］

【ヅカナビ】愛月ひかるが王道二枚目の集大成をみせた『マノン』

原作とタカラヅカ版との違いについてあれこれ考えてみた

　この春に上演された『ロミオとジュリエット』では、Twitter上で「愛ちゃんの死」なるワードがトレンド入りしていたが、この夏は「愛ちゃん…… ［続きを読む］

五輪開会式は、なぜ「失敗」だったのか

TOKYO2020に欠けている「文化」

　東京オリンピックは連日熱戦が続いているが、本来、スポーツとセットであるはずの「文化プログラム」の影は薄い。問題の多かった開会式も含め、「…… ［続きを読む］

池田純矢インタビュー(下)

エン＊ゲキ#05『–4D–imetor』、1年を経てより進化し開幕

池田純矢インタビュー(上) 　 もし超能力を使えたら？ ――池田さん演じる渡来暦は「渡来超能力研究所」の所長という設定です。もし、池田さん…… ［続きを読む］

コロナワクチンのデマはどのように広がるか──山口真一氏に聞く（下）

デマやフェイクニュースを聞いても相手を否定せず、あとから自分で調べ直す

　世界で接種が進む新型コロナウイルスのワクチンで問題になっているのが、「ワクチンデマ」。そもそもワクチンはその性質上、デマやフェイクニュー…… ［続きを読む］

池田純矢インタビュー(上)

エン＊ゲキ#05『–4D–imetor』、1年を経てより進化し開幕

　エン＊ゲキ#05『–4D–imetor（フォーディメーター）』が紀伊國屋ホールで開幕しました（15日まで。その後…… ［続きを読む］

コロナワクチンを巡るデマはなぜ生じやすいのか──山口真一氏に聞く(上)

不安や怒りが、ところどころに真実を含むデマやフェイクニュースを拡散させる

　世界で接種が進む新型コロナウイルスのワクチンで問題になっているのが、「ワクチンデマ」だ。ワクチンを接種すると「不妊になる」「流産する」「…… ［続きを読む］

「沈黙は禁」──オリンピック×コロナ=モヤモヤだらけの毎日で

多様性を理解するために必要な「話し合いの技術」

　もしも、新型コロナウイルス感染症に世界が脅かされていなかったら、今頃、いや正確には去年の今頃、日本中は語義通りオリンピック一色になって毎…… ［続きを読む］

映画「シコふんじゃった。」を浪曲に

映像美、音楽の魅力、肉体の躍動……どう描く

監督から浪曲化のオファー 　「奈々福さん、『シコふんじゃった。』を浪曲にしてもらえませんか」 　映画監督の周防正行さんから、前触れもなく正…… ［続きを読む］

長山靖生『日本回帰と文化人』──戦前期の「陥穽」から見えた現代の闇

　春の夜の夢のような記憶……。2021年3〜5月、神奈川近代文学館で「創刊101年記念展」と銘打った展観があっ…… ［続きを読む］

「ワイド！スクランブル」大下容子さんがすごい～丸川珠代さんと何が違うか

はしゃがず涼しい「自意識些少パワー」

　「意識高い系」とは、どうやら「やる気はあるけど空回りしている」とか「過度に自分を演出するけれど中身がない」とか、人を揶揄する時に使う言葉…… ［続きを読む］

絵本作家・田島征三さん　躍動感あふれる「いのち」を描き続けて

第56回ENEOS児童文化賞を受賞。魂をストレートにぶつけた作品の魅力

　躍動感あふれる「いのち」を描いてきた絵本作家の田島征三さん（81）が、第56回ENEOS児童文化賞を受賞した。「デビュー以来、半世紀以上…… ［続きを読む］

ミュージカル『ジェイミー』髙橋颯インタビュー（下）

芝居をしているというよりジェイミーを生きている

ミュージカル『ジェイミー』髙橋颯インタビュー（上） リアルにいま生まれてくるものを大切に演じたい ──共演のキャストの方々について伺いたい…… ［続きを読む］