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論座 > 文化・エンタメ > 文化・エンタメ 連載一覧 > 追悼・原節子 スクリーンに全てを賭けた真正の芸術家
原節子が、佐竹熊太郎との見合いに応じることに「ええ」と答えてくれたことで、すっかり安心した叔母の杉村春子は、2階から降りてくると、待って…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年10月23日
世間的な慣行に従って行われる神話的悲劇 月丘夢路のまえで、原節子がほとんど無意識で、無邪気であるがゆえに、残酷な「父殺し」を執行している…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年08月31日
境内で財布を拾う杉村春子のコミカルな演技 映画『晩春』は、紀子(原節子)が、佐竹熊太郎という男との見合いに、不承不承応じさせられ、2階の…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年08月29日
小津映画において蘇った山中貞雄 前稿 で述べたように、原節子が父の結婚にショックを受けたシーンにおける彼女の演技と表情について、スクリ…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年07月14日
階段を駆け上がって号泣する原節子 小津安二郎は、その監督生涯において3回、それも戦後撮られたモノクロ・フィルムにおいて、女が階段を上がっ…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年06月27日
打ち砕かれた英文速記タイピストになる願望 父と隣り合って、能楽堂の正面桟敷席に坐り、『杜若』の演能を鑑賞するなか、父親の笠智衆が、斜め向…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年06月07日
25のショットを通して表出されてくるもの 映画『晩春』の中間部におけるクライマックスともいうべき能楽堂で、舞台正面席に原節子と笠智衆が隣…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年03月29日
杉村春子が仕掛けたもう一つのたくらみ 前回 見たように、杉村春子の家に原節子と三宅邦子が来合わせ、二人が紹介されたことが、原に早く見合…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年03月28日
世俗の人、杉村春子が持ち込んだ悲劇的、神話的主題 映画『晩春』を注意深く、丁寧に繰り返し見てくると、この作品の悲劇的、神話的主題が、原節…… [続きを読む]
末延芳晴 2017年01月30日
さりげなく提示された「子殺し」の主題 映画『晩春』における、お互いに好意を持ち合っている原節子と宇佐美淳が、湘南海岸道路をサイクリングす…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年11月14日
『晩春』において、性的な結合願望の隠喩としての自転車を漕いで、湘南の海岸沿いの道を原節子と宇佐美淳が並走するシーンが表象し、意味するもの…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年10月31日
不可思議なコカ・コーラの宣伝用立看板 原節子が宇佐美淳と並んで湘南の海岸道路をサイクリングするシーンには、もう一つ不可思議な異物とでも言…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年09月27日
奇妙な道路交通標識と速度制限標識 『晩春』において、「子殺し」と「父殺し」の主題をよりドラマチックに引き出すために打たれた布石として、原…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年08月30日
冒頭シーンに次いで周到に書き込まれた布石 父親による「娘殺し」と娘による「父殺し」という視点から、『晩春』を見返してみると、この作品が、…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年06月20日
拙著『原節子、号泣す』(集英社新書)の第九章「失われた自然的時間共同体」のなかで、私は、小津映画の頂点とでも言うべき『晩春』、『麦秋』、…… [続きを読む]
末延芳晴 2016年05月16日
2023年04月26日
2023年04月21日
2023年04月19日
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