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女性の自分らしさ、生きやすさを考えるイベント

論座編集部

*申し込み受付は終了しました

WEBRONZA
女性の「自分らしさ」と「生きやすさ」を考えるクロストーク
~第1回 女性の生きやすさと生きづらさを「見える化」してみよう~

 近年、「女性活躍推進」が叫ばれているものの、全ての女性が自信を持って自分らしく生きるには、日本の社会にはまだ様々なハードルがあります。

勝部武村写真拡大勝部元気さん(左)と武村若葉さん
 結婚へのプレッシャー、マタハラや育休取得のハードル、保活の激化、職場復帰の難しさ、家事分担意識、セクハラ、性犯罪、ポルノの散乱などなど……女性の生きづらさにつながる要因が、私たちの周りにはたくさんあると思います。

 男女平等(ジェンダー・ギャップ)指数ランキングで日本は世界101位と、客観的データで見ても、日本社会はまだまだ女性が自分らしくのびのび活躍できる社会とは言えない状況です。

女性が活躍する国は、男性の幸福度も高いって知ってますか?

 また、ライフスタイルや価値観が多様化したことで、これまでのような単純な男女不平等の形だけでなく、生きづらさも多様化しています。これは、もちろん男性の生きづらさにも当てはまることでしょう。

 では、どうすれば私たち一人一人がいきいきと、周りの目を気にせず自信を持って生きられる日常がやってくるのでしょうか?

 こうした問題意識のもとに、このたび、朝日新聞社の言論サイト「WEBRONZA」は、「クロストーク」イベントを定期的に開催することにいたしました。

 ここでは、女性が自信を持って生きられる日常を作るにはどうしていけば良いかについて、WEBRONZAでも記事を書いているコラムニスト、社会起業家の勝部元気さんと、オンライン署名プラットフォーム「Change.org」の武村若葉さんをナビゲーターに、スペシャリストやアクティビストなど様々なゲストを交えながら、トーク&ワークショップをおこなっていきます。

 初回のキッフオフイベントでは、応募の際にいただいた以下のアンケート結果を参考にさせていただきながら、職場、学校、家庭などで私たちが直面している様々な課題を洗い出して、可視化することで、生きやすさに繋がるヒントを、みなさんとともに、生活者の視点で話し合いながら探し出していこうと思います。

 働いている方もそうでない方も、シングルも既婚者も、お子さんがいる方もいない方も、もちろん男性も大歓迎です! ジェンダーやライフステージを超えた様々なみなさんと一緒に議論を深めていきましょう!

勝部元気(コラムニスト、株式会社リプロエージェント代表取締役)
1983年、東京都生まれ。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、男女関係論、教育論など。女性の活躍を目指す企業の経営を支援する株式会社「リプロエージェント」の代表取締役も務める。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。ブログは 『勝部元気のラブフェミ論』、Twitterは @KTB_genki、Facebookは genki.katsube

武村若葉(オンライン署名プラットフォームChange.org」広報・キャンペーンスタッフ)
2009年よりPR会社に勤務、最大手SNSサービス、大手国内アパレルメーカー、外資系大手ホテルチェーンなどを担当。2013年3月よりフリーのPRプロデューサーとして活動を開始、Change.org日本版のさらなる拡大に向けて、Change.org日本チームに参加。
https://www.change.org/ja

●アンケート
Q1 仕事の場とそれ以外の場(学校、家庭、地域……)で、「女性が抱える生きづらさ」を最も感じていることはなんですか?(複数回答可)
*男性の場合は、「女性の生きづらさ」の原因になっていると思われることを選んでください。

・職場内(学校)での差別的な待遇
・正規雇用の就職先やそれらに挑戦できる機会が男性に比べて少ないこと
・女性だからという理由で積極的な行動やキャリア形成に圧力・抑制がかけられること
・マンスプレイニング(男性が偉そうに女性を見下しながら何かを解説・助言すること)
・政治家、企業の管理職等の意思決定権者に女性が少ないこと
・(独身者の場合)恋人がいないことや結婚へのプレッシャー
・子育て中の母親が「母親ならこうあるべき」という圧力をかけられること
・マタハラ・子育てへの職場の無理解
・保活、育休取得へのハードル、職場復帰の難しさ
・子育てにかかわる公的支出が他国よりも圧倒的に少なく、親の支出が多いこと
・パートナーとの家事・育児・介護の分担の差やその意識の差
・親、パートナーに対する介護負担
・「毒親」によって娘が自己決定できないような教育を受けること
・パートナーの家族(舅や姑など)との関係
・対等なパートナーシップを築ける男性が少ないこと
・夫婦同姓の強制、法的に弱い事実婚など、家族のあり方を強制されること
・自分の心や体の悩みについて気軽に相談できる人や機関が存在しないこと
・みなと仲良くしなければならないという同調圧力、仮面的な友人付き合い
・DV、デートDV、モラハラ(言葉や態度で精神的にパートナーを傷つける行為)
・セクハラ
・男性中心のマスメディアと女性蔑視的な発言
・無くならない性犯罪(痴漢も含む)、及び、痴漢などの性犯罪に遭った被害者が悪く言われたり、逆に「女として見られた」と評価されたりすること(性犯罪の二次被害)
・女子へも男子へも本当に必要な性教育がなされていないこと・公共の場でのポルノの散乱、性表現や性産業の女性観
・女性にだけ強く求められる貞操観念や処女崇拝・その他(ご自由にお書きください)

Q2 最近、女性に関することで話題になった出来事で、気になったり怒ったり憂鬱な気分になったことを教えて下さい。

Q3 21世紀の日本で、女性の人生を(良い意味で)変えることに最も貢献したものはなんだと思いますか?

Q4 日本が「女性が生きやすい社会」になるために不可欠なことはなんだと思いますか?

●日時:3月19日(土) 14時~ (開場13時30分) *終了は16時の予定です

●会場:朝日新聞メディアラボ渋谷分室
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目19−21 ホルツ細川ビル4階(明治通り沿い。JR渋谷駅、地下鉄渋谷駅から徒歩5分。地下鉄ですと13番出口が便利です)
地図 http://goo.gl/wZ5ZQL
*ベビーカー可。託児所はありませんが、畳敷き(3畳ほど)、絨毯のスペースはあります。
*飲みものが必要な方はご持参ください。
*館内は禁煙です。

●参加料:無料

●申し込み: http://t.asahi.com/womanlife までアクセスしていただき、お申し込み下さい。
*必要事項とアンケートにお答えください。当日の参考にさせていただきます。
*応募多数の場合は抽選のうえ、当選された方にのみお知らせします。

*当日のトークを踏まえて、後日、WEBRONZAとハフィントンポスト日本版で関連記事を配信する予定です。

●主催:朝日新聞社 WEBRONZA
https://webronza.asahi.com/

●問い合わせ先 WEBRONZA編集部 webronza-m@asahi.com