「論座」発の新刊のご案内です。
「政治・国際」ジャンルの連載「アメリカ・ファースト-トランプの外交安保」が9月17日、筑摩選書として出版されました。著者は、園田耕司・朝日新聞ワシントン特派員、タイトルは「独裁と孤立 トランプのアメリカ・ファースト」です。
トランプ米大統領の対立を煽る言動で分断が深まるアメリカ社会。自国第一主義と衝動外交で混乱をきたす国際秩序。超大国トップが掲げる「アメリカ・ファースト」とは何か? 今も一定以上の米国民から支持されるのはなぜか? 現役ワシントン特派員が徹底取材し、その真実に迫ります。
「独裁と孤立」は、2020年3月~6月にかけての連載34回分を大幅に加筆・修正したものです。
「ヘドロをかき出せ 首切り人事で築いた独裁体制」「支持率9割の熱狂 共和党から『トランプ』党へ」「カム・ホーム・アメリカ 新たな孤立主義の台頭」「揺らぐ同盟 究極の取引至上主義」「正恩と『恋に落ちた』 戦略なき衝動外交」「トゥキディデスの罠 経済ナショナリストと米中『新冷戦』」「ドナルド・シンゾウ 蜜月関係の実像」「国際的リーダー役を放棄した『戦時大統領』」の八つの章から成り立ちます。
11月の大統領選を前に、トランプ政治の4年間で最も問われる「アメリカ・ファースト」の実態を解明します。
336ページ。本体価格1700円(消費税込み1870円)。