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深夜の居場所を必要とする現代人たち

「ドキュメント72時間」の定点観測

植松秀樹 NHK制作局第2制作ユニット・チーフ・プロデューサー

「3日間」という絶妙な長さ

 「24時間でも48時間でもなく、なぜ72時間なのか?」という質問を受けることがよくあります。

 番組がスタートしたとき、私はこの班に所属していなかったので、正確な理由はよく分かりません。聞いた話で恐縮ですが、「24時間」だと、当時流行っていた海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」とかぶっちゃう。「48時間」も、ニック・ノルティとエディ・マーフィーが出演した同名の映画が存在する。「じゃあ、72時間にしよう」と決まったと聞いております。

 ウソかホントか分からない、笑い話のような話ですが、チーフ・プロデューサーとして2年前からこの番組に携わるようになり、「72時間」という時間設定がいかに絶妙であったかを思い知らされています。

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筆者

植松秀樹

植松秀樹(うえまつ・ひでき) NHK制作局第2制作ユニット・チーフ・プロデューサー

1975年、石川県金沢市生まれ。2001年、NHK入局。ディレクター・プロデューサーとして、「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」など、情報・ドキュメンタリー番組を多数制作。17年から、街角で3日間の出会いを記録する「ドキュメント72時間」を担当。「ノーナレ」など、開発・特集番組も手がける。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです