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自分で人生計画できる環境を 出産奨励の前に考えてほしいこと

福田和子 #なんでないのプロジェクト代表

タブー視が生むこと

 私は普段、スウェーデンの大学院で公衆衛生を学ぶ傍ら、「#なんでないのプロジェクト」というムーブメントを通じ、日本でこのSRHRが守られるように訴えている。なかでも避妊へのアクセス改善については、「日本の避妊はないものだらけ」「自分を大切にというなら自分を大切にできる環境をください」等をスローガンに掲げて力を入れている。

 読者の方の中には、「日頃避妊を語っている人間が、少子化問題を語る」ことに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれない。しかしSRHRの観点をもってすれば、

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筆者

福田和子

福田和子(ふくだ・かずこ) #なんでないのプロジェクト代表

1995年生まれ。2019年、国際基督教大学卒。在学中の16年9月から1年間、スウェーデンのリンネ大学に留学し、社会福祉政策などを学ぶ。18年5月、避妊や性教育など性の健康を守る社会を作るための「#なんでないのプロジェクト」を立ち上げる。19年9月からスウェーデン・ヨーテボリ大学大学院で公衆衛生について研究。