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日米同盟、強化の選択重ねた戦後 安保改定60年

説明責任は劣化が加速 選択肢を国民に隠すな

藤田直央 朝日新聞編集委員(日本政治、外交、安全保障)

1960 現安保条約の締結

 この旧安保条約の中身を大幅に変え、「極東の平和と安全」のため日米が協力するという今の安保条約が1960年に発効する。これが次の重い選択だった。

 日本は56年に鳩山一郎内閣でソ連と国交を回復し、国際連合にも加盟。だが北方領土問題が解決せずにソ連と平和条約は結べず、二度の世界大戦の反省から生まれた国際連合の集団安全保障体制も米ソ対立で機能しない状態が続いていた。

 57年に首相となった岸信介は

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筆者

藤田直央

藤田直央(ふじた・なおたか) 朝日新聞編集委員(日本政治、外交、安全保障)

1972年生まれ。京都大学法学部卒。朝日新聞で主に政治部に所属。米ハーバード大学客員研究員、那覇総局員、外交・防衛担当キャップなどを経て2019年から現職。著書に北朝鮮問題での『エスカレーション』(岩波書店)

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