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「個」の力で起てよ全国の報道記者!

新聞人・桐生悠々に嗤われないために

黒崎正己 北陸朝日放送報道制作局長

関東防空大演習を「嗤う」

 満洲事変から2年後の1933(昭和8)年8月11日、「信濃毎日」に悠々の評論記事「関東防空大演習を嗤う」が掲載された。演習は東京を中心に関東一円で実施され、陸海軍の航空部隊や航空母艦の艦上機が攻撃役に、陸軍の戦闘機3個中隊が防衛役にあたる史上初の大規模演習だった。軍部が総力を挙げた演習を悠々は「嗤った」

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筆者

黒崎正己

黒崎正己(くろさき・まさき) 北陸朝日放送報道制作局長

1968年生まれ。金沢大学法学部卒業。北陸朝日放送入社後は記者、ディレクター、報道デスクを経て2014年から報道制作部長などを歴任。『宿命と、忘却と~"たった70年前"の戦争~』で日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀賞、『言わねばならないこと―新聞人・桐生悠々の警鐘―』で第1回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞大賞。著書に『新聞記者・桐生悠々 忖度ニッポンを「嗤う」』(現代書館)。