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魚住昭・望月衣塑子・南彰 記者座談会「信頼回復へのヒント」

権力構造に変化、取材手法見直し不可欠 可視化意識を、「だれのため」に立ち返れ

魚住昭・望月衣塑子・南彰

麻雀問題、書いた記事で評価を(魚住)

 問題は、情報を取った後、記事を書く時に、情報を客観的に伝えられるのか。相手の懐に入っていくのがインの作業だとすると、記事を書くのはアウトの作業。インも必要だけれども、客観的なアウトの作業ができるかどうかが記者の値打ちを決めると思います。だから、問題は、朝日や産経の記者がどんな記事を書いていたのかということだと思うんですね。一概に賭けマージャンやってたから駄目という感じは持ちませんでした。

拡大望月衣塑子氏
望月 検察庁法改正法案が審議される前に、黒川(弘務)検事長の定年延長が閣議決定され、多分、産経以外は、批判的にこの閣議決定をとらえていましたし、国会でも相当批判されました。産経記者が書いた記事を見たら、黒川さんは、まさに逃げたゴーン被告の逃亡の捜査の指揮に当たっている、だから、必要不可欠な人材なんだ、そして検察の独善や暴走を防ぐために、政府の意向を反映することを好意的にとらえた短めの解説記事を書いていたんですね。マージャンをしているさなかに出てきた記事がそれ
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