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《尾上縫》大阪の女将に逆ざや融資 指弾された興銀

奥山 俊宏

 昭和の日本を支えた日本興業銀行は、大阪・ミナミの女将に新時代の生き残り戦略を描いた。彼女が逮捕された日、興銀グループの融資残高は2295億円。彼女から不正に取り上げた財産は100億円超。興銀の背信が問われた裁判は21世紀まで続いた。そして興銀は解散した。

▽筆者: 奥山俊宏、村山治

▽敬称は略しました。写真は2017年7月22日に追加しました。
▽この記事は2004年11月26日発行の週刊朝日に掲載されたものです。

 

官報

尾上縫の破産手続き終了を公告した官報の記事
 2002年6月10日付の官報
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