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鳩山首相元秘書の起訴に思う 松田史朗

松田 史朗

 鳩山首相の事務所による虚偽献金事件は、元秘書の在宅起訴で収束しそうだ。予想通りの展開だ。憲法は「国務大臣は内閣総理大臣の同意なくして訴追されない」と規定しており、東京地検特捜部が現役の首相の関与を追及するとは期待できなかったからだ。

 「故人献金」問題の端緒から取材している私にとって、この問題の本質は、事件そのものより

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筆者

松田 史朗

松田 史朗(まつだ・しろう) 

 1964年生まれ。信州大学を卒業する前後から、さまざまなアルバイトを転々とする。
 「重化学工業通信社」を経て、「週刊ポスト」「週刊文春」の特派契約記者、フリーライターなどを経て、2003年秋、朝日新聞に入社。政治部、社会部、特別報道チーム、文化グループ、経済部などを経て特別報道部。
 「週刊ポスト」時代に永田町の取材を始め、政界の汚職事件も担当。田中真紀子衆院議員の秘書給与疑惑(2002年)や日本スケート連盟汚職(2006年)、偽装請負問題(2006年)、鳩山首相故人献金問題(2009年)などを取材。
 著書に、名古屋の中学生5000万円恐喝事件の加害者の両親の手記をまとめた『息子が、なぜ』(2001年、文藝春秋、構成・まとめ)、『田中真紀子研究』(2002年、幻冬舎)。共著に『偽装請負』(2007年、朝日新聞社)がある。

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