施工実績に偏り
2010年07月30日
▽取材・執筆:高田英、夏原一郎
ところが、80センチ以上では指定工法は今年4月までSPR工法だけだった。そのため、SPR工法の施工許諾権を持っていない会社が工事を受注した場合、小口径管部分は自社で施工できても、SPR工法での工事を必要とする80センチ以上の大口径管部分の工事区間については、かならず施工許諾権を持つ業者に下請けに出さなければならなかった。
SPR工法での施工を含む、都発注の2008年5月~昨年4月の修復工事100件の落札率を調べてみると、SPR工法部分の比率が50%を超える工事の平均落札率は92%、これに対して50%未満の工事の平均落札率は
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