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メルシャンの循環取引、決算を訂正、8人を処分 隠蔽で監査すり抜け

 ワイン大手のメルシャンは12日、水産飼料事業を巡る不正取引の社内調査報告書を公表した。売り上げや利益を水増しする「循環取引」が2004年以降行われ、その累計は10年6月中間決算までに売上高で55億円、純利益で83億円だった。同社は05年12月期以降の連結決算からこれを差し引き、訂正した。また、部長級の社員4人を懲戒解雇し、4人を減給などの処分にした。

  ▽この記事は2010年8月13日の朝日新聞に出稿されたものです。


 報告書によると、魚の

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