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《他紙・他誌》水谷建設、石川議員、荒井大臣… 読売新聞が「政治とカネ」で独自ダネ

 読売新聞が9月16日の朝刊の社会面に、民主党議員の「政治とカネ」をめぐって2つの独自記事を掲載した。

 社会面トップになった記事は「荒井氏秘書 勤務実態見えず 07年 『石川議員公設』で給与」という見出しがつけられており、その内容は、荒井国家戦略相の政策秘書が、荒井氏が国会に議席がなかったときに、石川知裕衆院議員の公設秘書として給与を受けながら、実際には荒井氏の秘書として活動を続けていた疑いがあるというもの。

 社会面の左肩の位置に掲載された記事は「陸山会事件 水谷建設から1億 立証へ 地検方針、弁護側は異議」という見出し。小沢一郎・前民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書に虚偽の記載がなされたとして小沢氏の元秘書の石川議員らが起訴された事件の法廷で、検察側が、水谷建設から陸山会の側に1億円がヤミで提供されたという事実を立証する方針を固めたことがわかったという内容。1億円のヤミ献金そのものが罪に問われているわけではないが、検察側は事件の「背景」にある事情と位置づけているということのようだ。

 

 他紙・他誌
 国内外のさまざまなメディアに掲載された「法と経済」にかかわる記事の中から、注目すべきものを選んで、紹介します。