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果て(下) 不信の連鎖 揺らぐ司法 現役検事 傷つく誇り

 検察への信頼が揺らいでいる。現職検事3人が逮捕される事態に、刑事司法の根っこが腐っていたのではないかという不信のまなざしが向けられている。

  ▽この記事は2010年10月4日の朝日新聞社会面に掲載されたものです。

  ▽関連記事:   果て(上) 「割り屋」の後輩重用 隠蔽指示あったのか

  ▽関連記事:   果て(中) 特捜部の病理と体質 見立て固執 冤罪の危険

  ▽関連資料: 前大阪地検特捜部長ら逮捕の被疑事実要旨

  ▽関連資料: 最高検次長検事コメント全文

  ▽関連記事:   《時時刻刻》最高検、「徹底抗戦には徹底捜査で」

 


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 「昨今の報道でもある通り、検事の調べのあり方が問題となっております」

 9月末の東京地裁の法廷。東京地検特捜部が手がけた脱税事件の被告の弁護人が、取り調べを担当した検事の証人尋問を求めた際、あえて付け加えた。被告は起訴内容を否認していた。

 「異議あり。本件とはまったく関係ありません」。反対側に座っていた公判の立ち会い検事は、立ち上がって気色ばんだ。弁護人は「本件の取り調べ検事の取った調書には、信用性がありません」と、重ねて証人尋問を求めた。裁判長は

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