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福島県いわき市が三菱重工を提訴へ ごみ焼却施設談合の賠償求める

 いわき市は19日、ごみ焼却施設・南部清掃センター建設を巡る三菱重工業(本社・東京)の談合事件で、独占禁止法に基づく損害賠償を求め、三菱を提訴する方針を発表した。請求額は明らかにしていないが、住民訴訟で確定した賠償金約11億円と、市が算出した同約22億円との差額に5億円を超える利息、弁護士費用を加えたものとみられる。

  ▽この記事は2010年11月20日の朝日新聞福島版に掲載されたものです。


 市は「独禁法違反(談合)の確定により、市民や市が被った損害の回復に努め、市として、この事件に区切りをつけるため」と説明する。

 市が求める賠償金約22億円は建設費225億円の約10%。談合がなかった同規模施設の落札率からはじき出した。住民訴訟の一審・福島地裁判決の賠償金は約11億円だったため

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