2010年12月18日
▽筆者:奥山俊宏
▽関連資料:検察審査会議決の執行停止の申し立てを却下した東京地裁の決定(「法と経済のジャーナル」購読者のみ)
▽関連資料:検察審査会議決の執行停止の申し立ての却下を支持した東京高裁の決定(同上)
▽関連資料:起訴担当弁護士の指定の仮の差し止めを求めた申し立てを却下した東京地裁の決定(同上)
▽関連資料:起訴担当弁護士の指定の仮の差し止めの申し立ての却下を支持した東京高裁の決定(同上)
▽関連資料: 小沢一郎元代表の抗告を棄却した2010年11月25日の最高裁決定
▽関連記事: 小沢一郎氏記事一覧
小沢氏は10月15日、国を相手取って、起訴議決の取り消しを求める訴訟を起こし、議決の執行停止を東京地裁に申し立てた。則定衛弁護士(元東京高検検事長)らがその訴訟代理人となった。
その申立書は小沢氏について「申立人は日本を代表する政治家である」として「政治的・道義的責任は他の政治家に比較しても重く、万が一にでも有罪判決を受けた場合には政治生命を絶たれる危険性が高い」と指摘。「この万が一の危険の回避のために、深刻な精神的・肉体的・時間的な負担と、膨大な弁護士費用を負担せざるを得ない」と主張した。
起訴された場合には、報道の中で敬称ではなく、「被告」の呼称をつけられるとして、「そのことから生じる侵害は筆舌に尽くしがたい」と訴えた。さらに「本来であれば政府与党の中枢で国政
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