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米連邦政府の公園警察本部長が7年の法廷闘争を経て復職

内部告発者保護法の適用を受けて勝訴

奥山 俊宏

 米紙ワシントン・ポストの取材に人員不足を訴えたことを理由にブッシュ政権時代に解雇された米連邦政府の公園警察本部長テレサ・チェンバースさん(53)が、内務省を相手にした7年もの訴訟に勝利し、1月31日、復職した。内部告発者保護法を適用した審判の命令に基づくもので、前任者は内務省の高級顧問となった。

  ▽筆者:奥山俊宏


 公園警察はワシントンのモニュメントやニューヨークの自由の女神などの警備を担当。2001年9月のテロ攻撃の後、警備を強化することになったが、それに見合うほどに予算や人員が増えなかった。そうした実情を指摘するチェンバースさんのコメントが2003年12月2日、ワシントン・ポストに掲載された。その3日後

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