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直接雇用を認めず 日本化薬偽装請負で神戸地裁姫路支部

 化学製薬メーカー「日本化薬」の姫路工場で派遣社員として2009年1月まで働いた姫路市の男性(51)が、偽装請負状態で働かされ、違法解雇されたとして同社に正社員としての地位確認などを求めた訴訟の判決が19日、神戸地裁姫路支部であった。中村隆次裁判長は男性の仕事が偽装請負状態だったと認めたが、「日本化薬と男性の間で黙示の雇用契約が成立していたことを示す事情はない」と原告側の請求を棄却した。

  ▽この記事は2011年1月20日の朝日新聞兵庫版に掲載されたものです。

  ▽関連資料:   1月19日の神戸地裁姫路支部判決(裁判所ウェブサイトへのリンク)


 男性は、

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