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「懲戒免職は不当」提訴 大阪市河川事務所の着服告発の元職員

 大阪市環境局で起きた金品着服問題で、不正を告発したものの、自らも着服に関与したなどとして懲戒免職処分を受けた元職員の男性(46)が2月10日、処分の取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした。不正発覚につながった内部告発者も厳しく処分した市の対応について、司法がどのような判断を示すか注目される。

  ▽筆者:岡本玄、平賀拓哉、坪倉由佳子

  ▽この記事は2011年2月10日の朝日新聞夕刊(大阪)に掲載されたものです。

  ▽関連資料:   内部告発者を含む6人免職、21人停職 河川事務所現金着服で 大阪市


 訴状などによると、元職員は1989年

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