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被ばく100ミリSv超えの東電社員「萎えていない」

福島第一原発事故発生後、敷地を出ず、自主的にとどまり続ける決意

奥山 俊宏

 福島第一原発でこれまでに100ミリシーベルトを超える放射線を浴びた東京電力社員の一人は、事故発生以降8日以上も同原発の敷地を出ずに、被ばく線量を累積させていた。現場を仕切る中間管理職の一人だという。今後も現場にとどまり続ける決意を電話で伝え聞いた本店の同僚が20日未明、「気持ちは萎(な)えてなかった」と記者に明らかにした。

  ▽筆者:奥山俊宏

  ▽この記事は2011年3月21日の朝日新聞に掲載された原稿に加筆したものです。

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 東電の発表によると、20日午前5時の時点で、100ミリシーベルトを超えたのは7人。原発構内に長時間いたことで少しずつ線量が上がってきている。いずれも東電の社員。「どこまで頑張っていただ

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