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脳死臓器移植で「死因究明のために解剖すべきだった」との意見

改正臓器移植法施行後第1例を検証

出河 雅彦

 本人の生前の意思表示がなくても家族の同意だけで脳死体から臓器を摘出して第三者に提供することを可能とする改正臓器移植法は昨年7月に施行され、それに基づく初めての移植は昨年8月に行われた。その第1例に対して「臓器摘出後に脳の解剖を行うなどして、もっと詳しく死因を調べるべきだった」との指摘が出ている。救急搬送から臓器摘出までの経過を検証した。

  ▽筆者:朝日新聞編集委員・出河雅彦

  ▽関連資料: 改正臓器移植法施行後最初の臓器提供事例の経過

 

 臓器提供者(ドナー)とな

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筆者

出河 雅彦

出河 雅彦(いでがわ・まさひこ) 

 1960年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。産経新聞社を経て、1992年、朝日新聞社入社。社会部、科学医療部などで医療、介護問題を担当。2002~2013年、編集委員。2013~2016年、青森総局長。医療事故や薬害エイズ事件のほか、有料老人ホームや臨床試験について取材。2021年4月からフリーランス。
 著書に『ルポ 医療事故』(朝日新聞出版、「科学ジャーナリスト賞2009」受賞)、『混合診療』(医薬経済社)、『ルポ 医療犯罪』(朝日新聞出版)、ルポライター鎌田慧氏の聞き書き『声なき人々の戦後史』(藤原書店、第16回「パピルス賞」受賞)。橳島次郎氏との共著に『移植医療』(岩波書店)。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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