通報者の名前にこだわり取り下げも
2011年12月17日
▽この記事は2011年12月8日の朝日新聞朝刊に掲載された原稿に加筆したものです。
▽関連記事: オリンパスに関連する記事の一覧
第三者委がまとめた調査報告書によると、オリンパスは2005年11月に「コンプライアンスヘルプライン」を設け、法令や社員の行動規範に違反する可能性がある行為に関する社員の通報をコンプライアンス室で受け付けている。「風通しのよい職場環境を醸成し、不祥事の芽を早期に発見して是正する」のが制度の目的。同社は通報社員に対して秘密厳守を約束し、「報復など不利益な処遇を受けることは一切ない」と保証している。
多くの企業や官公庁では、社内のコンプライアンス担当部門だけでなく、外部の弁護士事務所や専門の業者も通報先に指定し、社員が通報しやすいようにしている。オリンパスでも、担当のコンプ
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください