3月19日午後、第16回公判
2012年04月16日
▽筆者:其山史晃
▽この記事は2012年3月20日の朝日新聞朝刊に掲載された原稿を再構成したものです。
▽関連資料: 小沢一郎議員の弁護人の弁論の要旨
▽関連資料: 小沢一郎議員の最終意見の要旨
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弁護側の約3時間に及んだ最終弁論の後、大善文男裁判長から意見陳述を促された小沢氏は証言台に立って深々と一礼。用意した書面を胸の前に両手で持ち、10分余にわたって一言ずつはっきりと読み上げた。
「私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとした」「司法の支配者然とした傲慢(ごうまん)ささえうかがわれる」。捜査にあたった特捜部の幹部らを名指しで非難
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