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「オリンパスが司法を無視」で社員が提訴

「勝訴確定後も仕事なく、孤立させられ、子会社への出向を求められる」

 精密機器メーカー「オリンパス」が、社員の配置転換を無効とする敗訴判決が最高裁で確定した後のこの2カ月余、この社員に仕事を与えず、子会社への転籍や出向を求め続けているとして、この社員が3日、同社を相手取って1500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側は「司法判断を無視している」と会社を批判している。

  ▽筆者:奥山俊宏

  ▽この記事は2012年9月4日の朝日新聞朝刊に掲載された原稿をもとに加筆したものです。

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  ▽関連資料:訴状

 

記者会見する浜田正晴さん=9月3日午後3時3分、東京都千代田区霞が関で

 訴訟を起こしたのは同社社員の

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