2012年11月30日
2004年12月の厚生労働大臣と規制改革担当大臣による「いわゆる混合診療問題に係る基本的合意」(以下、両大臣合意と言う)によって、保険診療と保険外診療の併用を例外的に認める範囲は拡大された。保険外診療である先進医療を保険診療に採り入れるための評価手続きも明確になった。当初、先進医療の保険導入が財政的理由から絞り込まれ、患者の経済力によって受けられる医療内容に差が出るのではないかとの懸念があったものの、連載第3回で紹介したように、両大臣合意後に保険導入される先進医療の件数は増えている。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください