▽筆者:小松隆次郎ほか
▽この記事は2013年3月14日の朝日新聞朝刊に掲載されたものです。
▽関連資料: 控訴審判決の要旨
▽関連資料: 小沢一郎議員のコメント
▽関連記事: 小沢一郎議員 記事一覧
量刑は、石川議員が禁錮2年執行猶予3年▽池田光智被告(35)が禁錮1年執行猶予3年▽大久保隆規被告(51)が禁錮3年執行猶予5年。大久保元秘書は、西松建設からの違法献金事件でも有罪とされた。
高裁判決は、「2004年10月の土地購入の際に小沢氏から4億円を借りた事実を隠すため、04、05、07年分の陸山会の政治資金収支報告書にうその記載をした」とする一審判決の事実認定について、「自然で合理的だ」などと支持した。
そのうえで、石川議員が土地購入の直前に中堅ゼネコン「水谷建設」の元社長から、5千万円の裏金を受け取った事実を改めて認定。「裏金の受け取りが、4億円を隠す動機形成の一因になった。うその記載をした故意を裏付けるものだ」と指摘した。
量刑については、「政治資金規正法の趣旨にもとる悪
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