2013年03月15日
▽筆者:小松隆次郎ほか
▽この記事は2013年3月14日の朝日新聞朝刊に掲載されたものです。
▽関連資料: 控訴審判決の要旨
▽関連資料: 小沢一郎議員のコメント
▽関連記事: 小沢一郎議員 記事一覧
量刑は、石川議員が禁錮2年執行猶予3年▽池田光智被告(35)が禁錮1年執行猶予3年▽大久保隆規被告(51)が禁錮3年執行猶予5年。大久保元秘書は、西松建設からの違法献金事件でも有罪とされた。
高裁判決は、「2004年10月の土地購入の際に小沢氏から4億円を借りた事実を隠すため、04、05、07年分の陸山会の政治資金収支報告書にうその記載をした」とする一審判決の事実認定について、「自然で合理的だ」などと支持した。
そのうえで、石川議員が土地購入の直前に中堅ゼネコン「水谷建設」の元社長から、5千万円の裏金を受け取った事実を改めて認定。「裏金の受け取りが、4億円を隠す動機形成の一因になった。うその記載をした故意を裏付けるものだ」と指摘した。
量刑については、「政治資金規正法の趣旨にもとる悪
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください