メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「日本製」表示の棚に中国製グッズ サンリオ銀座直営店

奥山 俊宏

 ハローキティなどのキャラクター商品で知られるサンリオ(本社・東京都品川区、東証1部上場)の東京・銀座の直営店「サンリオワールドギンザ」が、「日本製」と表示した陳列棚で中国製商品を販売していたことが分かった。早稲田大学大学院の学生らの取材班が調査し、サンリオに指摘した。同店は「意図的な偽装でなく、担当者の勘違いだった」と釈明。同社は国内220店の商品陳列の点検に乗り出した。

▽筆者: 奥山俊宏

▽この記事は2014年1月20日の朝日新聞夕刊に掲載されたものです。

▽関連記事: 早稲田大学ジャーナリズム大学院のウェブマガジンに掲載された記事

 

 サンリオによると、同店は2009年、「世界最大のサンリオフラッグシップショップ」として新装オープン。約422平方メートルの店舗にアクセサリーや洋服、文房具など計約1万点の商品をそろえている。

「日本製」を宣伝する店内のポップ掲示=2013年12月16日、サンリオワールドギンザで、奥山俊宏撮影
 学生は、早大大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの調査報道の実習で
・・・ログインして読む
(残り:約1503文字/本文:約1914文字)