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シャルレ元社長らに2億円賠償命令 株主訴訟で神戸地裁

 神戸市の女性下着販売会社「シャルレ」の自社株買収(MBO)が元社長らの不正で失敗し、経費が無駄になったなどとして、男性株主(65)が元社長ら5人を相手に5億円を同社に賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決が16日、神戸地裁であった。伊良原恵吾裁判長は、元社長ら創業家出身の2人に約2億円の支払いを命じた。

▽この記事は2014年10月17日の朝日新聞朝刊(大阪)に掲載された原稿に加筆したものです。

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 判決によると、シャルレの創業家は2008年9月、非上場化して経営再建するため、1株800円で株式の公開買い付けを開始。だが、当時の社長が安く買い付けようと価格の設定に関与していたことが発覚し、MBOは同年12月に失敗した。

 判決は、元社長が

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