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「パナマ文書」情報源が声明「当局にも協力したいが…まずは内部告発者保護を」

奥山 俊宏

 各国の指導者とタックスヘイブン(租税回避地)との関わりを暴いた「パナマ文書」を入手した南ドイツ新聞は6日、情報提供者から同紙に寄せられたという声明を公表した。声明は、所得の不平等や法律家の腐敗などの問題に触れた上で、「いくつかの大手報道機関にも情報を提供したが、取材を見送られた」と明かし、「当局に情報を提供したい気持ちがある」として内部告発者の免責などの法制化を求めている。

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「パナマ文書」の情報源の「マニフェスト」に関する記事を掲載した南ドイツ新聞のウェブサイト=5月7日午前零時過ぎ
 情報提供者は、「名無しの権兵衛」を意味する「ジョン・ドウ」を名乗って、1年以上にわたって、南ドイツ新聞のバスティアン・オーバマイヤー記者と連絡を取り合ってきた。国籍や性別、職業、年代などは明かされていない。

 声明は「所得の不平等

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