2016年05月13日
本によると、深町さんは2008年5月、同年2月22日の取締役会の資料を目にして「特別背任に問われかねない案件だ」と直感した。以後、その疑念は消えることなく、良心を苦しめ続けた。その苦悩を共有しあえる人が社内にはいなかった。異常に気付いている人はいたが、担当役員の怒りに触れないように、知らないふりをするしかなかった。
2009年には別の社員について「オリンパス 社内告発で『制裁人事』」という記事が読売新聞に掲載された。深町さんは「会社の
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