大手印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市、東証2部)が、心身障害者団体が定期刊行物を郵送する際に格安の料金が適用される「低料第3種郵便物」制度を悪用し、約4年間にわたって化粧品や健康補助食品などのダイレクトメール(DM)広告を大量に郵送していたことが5日、朝日新聞の調べでわかった。取材に対して事実関係を認めた同社は「コンプライアンス(法令順守)上、問題があった。今後は、この制度を使ったDMは出さない」としている。
▽この記事は2008年10月6日朝日新聞朝刊に掲載されたものです。
障害者団体を対象にした「低料第3種郵便物」として郵便事業会社(JP日本郵便)の承認を受けると、
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